【参加レポート】そらちグルメフォンド 2017

8月20日(日)、北海道そらちグルメフォンド2017に参加してまいりました!因みに、こちらの大会は初参加になります。

スタート地点は、岩見沢市・いわみざわ公園内の「キタオン」。岩見沢なので、札幌在住の私にとっては非常にアクセスが良い。距離にして40km程度。時間にして、車で1時間程度。その近さ故、最初は自走していこうかとも考えましたが、やはり翌日のことを考えて無難に車で行くことにしました。

朝4時過ぎに出発し、たしか6時前には到着してたと思います。途中、12号線にのって北上するつもりが、間違って36号線にのって北広島付近まで南下してしてしまったのは内緒です(ぇ

気になる天気はといいますと…曇り!予報だと、のち晴れで、気温も25℃まで上がるとのこと。ただ、やはり朝はちょっと涼しかったですね。この日の最低気温は15℃。念のため、持参したアームカバーを携帯していきます(結局最後まで使いませんでしたが)。

参加記念品

参加記念品は、大会オリジナルTシャツ。なんと素材は化繊100%!これはかなり実用的で素直に嬉しい。しかも、デザインも控えめなので、普段着としても使えそうです。

参加人数

 

この通り、かなりの人の多さです。

単純に定員を合計しただけでも、ロングコース500名+ミドルコース300名+ショートコース40名で、全員が参加していれば840名もいることになります。参加人数の規模としては、大きい方だと思います。

参加者層

年齢層

私の個人的な印象では、他のサイクリングイベントと比べて、若年層が多いような気がしました。実際、個人で参加されている学生の方もおられました。これは、やはり都市近郊で開催されるということで、そのアクセスの良さや夏季休業期間と重なっていることなども影響したように思います。

男女比

相変わらず男性の割合が高いのはどのサイクルイベントも一緒ですね。まあ、そもそも女性の自転車人口が男性のそれに比べて圧倒的に少ないので、こればかりは仕方ないですね。あくまで私のフィーリングですが、4:1といったところでしょうか。絶対数は多いように思えましたが、割合でみると普通でしょうか?夫婦揃っての参加というケースが多いですが、中には女性の友人同士で参加されているケースもそこそこ見受けられました。

コース設定および景観

広大な田園風景が魅力

このように、平坦かつ直線的な道がコースの大半を占めます。そして、広々とした田園風景の中を走るのがとても気持ちがいいです。

坂バカオプションも有り

企画運営側も平坦ばかりで坂要素が少ないということはおそらく認識しているらしく、なんと坂バカ用のオプションが用意されていました。なんという配慮(涙

石狩月形駅から北西にいったところに「円山」という山があり、ここを登るルートもコースの一部として設定されています。ただし、あくまでオプションなので、麓でショートカットすることも出来ます。

右の道を選べば坂バカルート。左の道を選べば通常ルートに戻ることが出来ます。勿論、右を行きます。

しかし、それは私の予想をはるかに超えていました(笑)

坂の前に立ってびっくり。せいぜい斜度10%くらいだろうと高を括っていたら、明らかにそのレベルではない。ルートラボによると、なんと倍の斜度20%。やだーガチなやつじゃないですかー(嬉)

まあ、その分距離はすごく短かったんですけどね。距離にして300mくらいでしょうか?ただ、間に少し平坦区間を挟むので、実際の登りの距離はもっと短いです。なので、疲労が蓄積するほどではありませんでした。

エイド紹介

美唄エイド(37.5km地点)

  • 美唄焼き鳥
  • やきそば
  • くるみ餅
  • ハスカップ炭酸水

焼き鳥は、炭火で焼いてあって普通に美味しかったですね。あと、ハスカップはチューペットのグレープ味に似た味(?)で、どことなく懐かしい気分になりました。

因みに、写真の場所はどうもモニュメントの一部だったようで、後で注意受けました。置いたのは一瞬だったので、許してちょんまげ。

月形エイド(68.5km地点)

  • ジンギスカン丼
  • じゃがバター
  • トマトジェラート
  • トマトジュース

トマトジェラートとはまた新鮮!食べると味は確かにトマトでした。

おもてなしステーション(ゴール後)

  • 汁無しきじめん(岩見沢市)
  • 野菜スープ(岩見沢市)
  • くりやまコロッケ(栗山町)
  • 塩ザンギ(栗山町)
  • 伏見台(由仁町)
  • スイカ(由仁町)
  • ゆにコーン(由仁町)
  • 源泉豆腐スイーツ(長沼町)

なんという品数(笑)言うて、ゴールした時点でそこまで空腹ではなかったので、これ全部食べたらもうそりゃ満腹ですよ。

サブエイド&移動式エイド(各エイド間)

上記三つのメインエイドの他にも、サブエイド、移動式エイドがありました。

鶏めし。食べかけの写真で申し訳ない。

味噌ラーメン。個人的にはこれが結構お気に入りでした。この時すでに終盤で、お腹もそこまで空いていなかったのですが、これはもうあと2、3杯いけましたね。まろやかな味わいでしたので、味噌バター(?)かもしれないです。

その他、クッキー、チョコレート、きび餅、塩タブレット、ミニトマト、カットフルーツ等も提供されました。特に、ミニトマトは今が旬なだけに、甘く、すごく美味しかったです。

安心のサポートライダー

せたなライド同様、サポートライダーが一緒に走って参加者をサポートします。なので、道に迷うことなく安心して走ることが出来ます。

相変わらず、私は今回もサポートライダーの後ろにぴったり付き、ドラフティングして楽して走ってました。さーせん。

総評

流石、大会名に「グルメ」と付いているだけのことはあります。エイドの量は十分、いや、十二分でした。一応補給食持っていきましたが、必要なかったです。実際、走って消費したカロリーよりも摂取したカロリーの方が多いと思います(笑)これは晩ご飯食べなくてもいいレベル。いや、普通に食べましたけどね。

単に量が多いという訳ではなく、バラエティーが非常に豊か。今大会では、岩見沢市、美唄市、由仁町、長沼町、栗山町、月形町と6つの市町が共催として参加し、それぞれの町の特産物がエイドとして振舞われました。こんなにも多くの町の特産物を一度に楽しめるのは、この大会ならではでしょう。

また、私はこの地域からほど近い札幌に長く住んでいますが、今回のイベントに参加するまで、「美唄焼き鳥」なるWikipediaにも載っているくらい有名なものがあることを知りませんでした(私が単に焼き鳥屋に行かないからかもしれませんが)。そういう意味でも、ローカルグルメを知るきっかけとなるサイクルイベントはいいものです。

コースはほぼ平坦なので、脚力に自信が無い方や坂が苦手な方にとってはもってこいの大会です。逆に、坂をこよなく愛している方(坂バカ)にとっては、物足りなく感じるかもしれませんね。ただ、先にも述べた通り、そんな人向けのオプションコース(距離は短いですが)も用意されていますので、そこですべての鬱憤を晴らしましょう。

総じて、120kmという距離設定、エイドの充実さ、加えてサポートライダー付きの運営体制で、8000円というのは納得できる金額だと個人的には思います。あまり体力に自信はないけど、サイクリングもグルメも楽しみたいという方には是非オススメです。