今年車を購入しました。購入前に色々検討し、その上でHONDA・FIT(ホンダ・フィット)を選択しました。その理由についてはまた別記事にてご紹介したいと思います(2018/10/4 記事アップしました↓)。
今回は、ロードバイクをフィットにどれくらい余裕をもって車載できるのか、という点についてスポットを当てていきます。車を購入検討する上で参考にしていただければ幸いに思います。
もともと事前情報でフィットにロードバイクを車載できること自体は知っていました。フィットは人気車種なので、当然車載関係の情報も多いです。しかし、寸法まで紹介しているものはあまりない。それならばと、実際に車載した上でその寸法を計測し、その広さを検証してみようと考えました。
目次
検証機材:ホンダ・フィット(3代目)
使用モデル
グレード: HYBRID・L Honda SENSING
年式: 2018年
カラー: スカイライドブルー・メタリック
荷台寸法
荷室奥行き: 151 cm
荷室前部幅: 127 cm
荷台後部幅: 102 cm
荷室前部高さ: 93 cm
荷室中部高さ: 96.5 cm
荷室後部高さ: 87.5 cm
検証機材:ロードバイク
使用モデルと主要サイズ
- PINARELLO GAN RS・フレームサイズ51.5(ホリゾンタル換算トップチューブ長535 mm)・ステム長100 mm
- GT GTR Series 4・フレームサイズM(ホリゾンタル換算トップチューブ長550 mm)・ステム長70 mm
その他寸法
サドルの高さ:95 cm(RAN RS)
ステム(ハンドル径の中心)- 後輪軸間の長さ: 100.5 cm (RAN RS)
※GTR Series 4の場合もこれとほぼ同じ。
検証機材:ミノウラ・バーゴTF2
MINOURA VERGO-TF2 (ミノウラ・バーゴTF2) 2台用を使用。
実際に車載してみた結果
ロードバイク1台
後輪を外さずに、前輪を外すだけで車載可能。1台だとかなり余裕をもって車載することが出来る。
後輪はセンターコンソールボックス上から少し出っ張る形になる。こうすれば、運転席・助手席を一番後ろにずらしていようが関係ない。
サドル上部には5cm程度の余裕がある。ただし、サドルの高さが100cm以上に設定している場合は天井と干渉するかもしれない。その場合は、リアエンドサポートの使用を推奨する。
後輪をコンソールボックスに接触させた状態で、ハンドル前方には7cm程度の余裕がある。
ロードバイク2台
リアホイールを中央に寄せることで、2台とも後輪を外さずに車載が可能。
車載に便利な車内装備
普段は泥や砂などで車内が汚れないように、上の写真のようにブルーシートを敷き、その上にバーゴTF2&ロードバイクを積んでいる。さらに、加速や減速でロードバイクが動いたりしないように、紐等で固定する。
その際に便利なのが、天井にあるチャイルドシート固定用の金具と側面にある後部座席固定用の金具である。
いずれも本来の使用用途ではないが、バイクを固定するのに大変有用である。固定用の紐には、アウトドア用のフック付きストレッチコード等がお勧めである。
まとめ
私のバイクはちょうど平均サイズにあたるなので、一般的なサイズのフレームであれば後輪を付けたままフィットに車載することが可能である。仮に、天井やリアウィンドウに干渉したとしても、後輪を外し、リアエンドサポートを付けることによって車載は十分可能かと思われる。