ミシュラン リチオン2を2年間使い続けた結果

この度、ミシュラン リチオン2(700×23c)を2年間(推定走行距離4000km以上)使用して履き潰したので、簡易的なレビューを書いてみようかと思います。

基本スペック

まず、ミシュラン リチオン2の基本スペック。

  • ミシュランのミドルグレードタイヤ
  • 重量は220gとこちらもミドル級(一般的に700×23cだと200~240g)
  • 価格も2本で5000円程度とお手頃(かの有名なグランプリ4000s2の半分の値段!)
  • ビジュアルが良い(つまり派手)
  • カラーバリエーションはダークグレー、レッド、ブルー、イエローと4色展開(赤が一番人気!)
  • 25cタイプもある(ただし、カラーはダークグレーのみ)

タイヤ交換のきっかけ

このタイヤを購入したのは2年前の2015年5月。推定走行距離4000km以上。交換するきっかけとなったのは、タイヤ表面の摩耗の進み具合と穴(上の写真)。

流石に2年も履き続けていると表面の摩耗も進むようで、地面との接地面が少し平らになりました。

しかしそれ以上に、表面にできたいくつかの穴が決定打になりました。といっても、これは自然にできたものではありません。原因は分かっています。

以前ロングライドした際に、交通事故に出くわしまして、その時地面に散らばったガラス片を踏んだのが直接的な原因です。その後、パンクした際にタイヤを確認したら、沢山の破片がタイヤに刺さってました。写真の大穴の中にも破片が挟まってました。

なので、その一件が無ければ、何事もなかったかのように今後も使い続けていたことでしょう。

2年間使用し続けた結果

写真のような状態です。通勤メイン、たまにロングライドというような使用環境下における結果です。

前述の穴以外にも微小な亀裂は多少できてますが、Amazonレビューにあるような、亀裂が沢山できて今にもパンクしそうなんてことは全くありませんでした。無論、バーストも無し。耐久性は全く問題ないと思います。

Amazonのレビューは誰でも書けるところが良い点でもあり悪い点でもあるのですが、そういった低評価は、ちゃんと空気圧調整を行われているか等適正な取り扱い方をした上での評価なのかどうか、甚だ疑問です。

因みに、私はいつも7barで運用し、2週間に一度は空気圧調整を行っています。

勿論、製品には個体差があるので、その人たちがたまたま質の悪い製品を手にした可能性もありますし、私がたまたま質の良い製品を手にした可能性も否定できませんが。

あるいは、私の体重は軽い方なので、タイヤへのダメージが少なかったのかもしれません。

パンク頻度に関しては、数えていないので何とも言えません。ただ、少なくてもリチオン2に交換してから数か月間は、パンクしなかったのだけは覚えています。

因みに、乗り心地については他製品と比べてみたことがないので分かりません。

新しいタイヤもリチオン2

使用感に問題がなく、かつコストパフォーマンスが非常に良かったので、リピートしました。なので、引き続き使用感を確かめ、いずれまた経過観察を報告したいと思います。

新品に交換して感じたこと

新品(手前)と2年間使用したもの(後ろ)

早速交換して乗ってみたんですが、こんなにも変わるもんなんですね。交換前と比べて乗り心地が少しマイルドになった気がします。例えるなら、普段より空気圧を1barくらい下げたような。ロードノイズが若干減った気がします。パンクしたんじゃないかと何度もタイヤ触って確認してしまいました。

また、走行音も少し減った気がします。おそらく、接地面積が減ったからでしょう。故に、転がり性能もきっと上がったことでしょう。

そんな訳で、皆さんもタイヤは適度に交換しましょう。