今回はバイク選び編です。
第一条件はロゴ
はじめからPINARELLO一筋というわけではなかったんです。最初は、FELT(フェルト)が欲しいと思ってました。何故か?ロゴがカッコ良かったから。基準としては、“流れる様なデザインでかつシンプル過ぎず、文字数が少ないと尚良し”。その条件に、当時はちょうどFELTが合ってたんですね。加えて主張しすぎない程度の程よいデザインも好きでした。
しかし、2017年モデルからFELTは変わってしまった。ロゴがシンプルなデザインに変更された上、フレーム全体のデザインまでシンプルに…。FELTはそれを売りにしているようですが、残念ながら私の好みからは外れてしまいました。それをきっかけにFELT以外のメーカーを考えるようになりました。
その次に候補に挙がったのは、BH(ビーエイチ)でした。BHはいいですね~。たった二文字のロゴですが、古臭くなく、どことなく先進性を感じさせるデザイン。加えて、フレームのカラーデザインがまさにドストライクでした。あの少しごちゃごちゃしたような凝ったデザインがすごい好きです。もしPINARELLOの次に新車を買うとしたら、おそらくBHの軽量ロードかシクロクロスでしょう。
何故PINARELLOなのか?
では何故、最終的にPINARELLOという結論に至ったのか。
PINARELLOに興味を持つきっかけとなったのは、2016年のツールドフランスでPINARELLOが機材供給するチームスカイのクリス・フルームが2年連続総合優勝したことでしたが、それ自体は私がPINARELLOを選んだ理由とは関係ありません。
決め手は、“フォルム”と“カラーデザイン”でした。
あのDOGMAのオールラウンドタイプでありながら、エアロも考慮された流線形のフォルムが、この上なく自分の好みにマッチしていました。元々エアロロードの見た目には憧れていましたが、カーボンロード1台目に選ぶにはパフォーマンス的にもコスト的にもあまりにリスクが高い。一方で、オールラウンドタイプ(あるいは軽量タイプ)と呼ばれるロードは登坂性能は良いが、見た目のインパクトで言えばエアロロードよりは劣り、今自分が所有するアルミロードも一応オールラウンドタイプに属するので、その点でキャラ被りしてしまう。その両方の欠点を解決してしまうのが、PINARELLOのDOGMAだったのです。ホリゾンタルに近いトップチューブも良いですね。
また、カラーデザインも全シリーズを通して、自分好みのブラック&レッドの組み合わせがラインナップされているのも選んだ理由の一つです。チームスカイの影響でスカイカラーも人気のようですが、やはり私個人としてはPINARELLOといえば赤のイメージが強いです。
勿論、ロゴも気に入っています(文字数はやや多いですが)。
その他、カーボン素材に日本企業の東レの製品が使用されているという点も特筆すべき点でしょうね。やはり自国企業は応援したくなりますから(それならアンカー買えって話ですが笑)。
PINARELLOの中のどれ?
では、DOGMAを買うのか。それはあり得ないお話です。まず値段が高すぎる。それ以前に、自分にそれに見合うだけの身体的なポテンシャルが備わっているとは到底思えない。分不相応にも程があるというやつですね。
となると、GAN RS、GAN S、GANのいずれかになります。それぞれ何が違うのかというと、使用されているカーボン素材の種類が違います。が、私にはそんなの関係ありません。それよりもデザインです。2017年モデルのラインナップの中で、最も私の好みに合うバイクはGAN Sのレッドカーボンカラーでした。幸い、GAN SはT-700カーボンを使用しており、硬すぎず柔らかすぎずで、ロングライドもするし将来的にレースも考えている私にはもってこい。もうこれしかない!と思ったのですが…。
現行モデルか次期モデルか?
PINARELLOの新モデル発表会は毎年7月に行われるのですが、今が6月…そう、今PINARELLOを購入するには何とも微妙な時期なのです。型落ちで多少の値引きが期待できるかもしれないが、在庫切れという危険性もある。その一方で、新作のデザインも気になる。新モデルの方が好みだったらどうしよう、など悩み事は尽きません。正直昨年一足先に発表されたF10のデザインがF8よりも自分好みなものだったので、同様にGANシリーズも以前よりかっこ良いものになっているのではないかと今は淡い期待を寄せております。
そんな訳で、私は7月のはじめに開催予定の新作発表会のラインナップをみて、2017モデルか2018モデルかどちらを購入するかを決めたいと思います。7月1日が待ち遠しいですね!あー、ドキドキする。