豊平川河川敷サイクリングロード

先週の日曜日、札幌市内の豊平川河川敷をポタってきました。実はこれも、前回の朝里峠同様、以前から行ってみたかったところで、これまで何回か走ったことはありましたが、豊平川下流域まで走ったのは今回が初めてでした。

最近、山ばっかり登ってきましたから、たまには平坦な道でも走るかってことで、河川敷です。あとは、先日観たツールドフランスの個人TTの影響もなくはないです(笑)

河川敷の両サイドには、サイクリングロードが整備されており、この日も多くのサイクリストが走っているのを見かけました。

豊平川のサイクリングロードは、西岸の雁来大橋以北の(1)真駒内茨戸東雁来自転車道路と以南の(2)滝野上野幌自転車道路、東岸の(3)豊平川サイクリング園路の3つからなり、今回は西岸の(1)・(2)を走りました。いずれ各コース毎の詳細なレビューを書きたいところですね。

今回は、真駒内公園(南区)から豊平川の終点(東区・石狩川との合流地点)まで実際にロードバイクで走ってみたので、その簡単な感想を述べたいと思います。

良かった点

景色が良い

南区真駒内本町付近

こう川の流れを見ているだけでも癒されます。特に、今のような夏の暑い時期だと、流れる水の音と風で涼みにもなります。

あとは都市圏にいながら広々とした緑地を楽しめるのもいいですね。

石狩川との合流地点(東区中沼)

都市部を抜けると、ヨシ等の草原地帯が広がります。なので、途中草原性の野鳥などが多く見られます。

アクセスが良い

南七条(すすきの)付近

豊平川は市の中心部を流れているので、アクセスが良いのは言うまでもないですね。逆に考えると、都市部から支笏湖あるいは石狩浜方面等の郊外に抜ける際にも、丁度良いルートと言えそうです。

信号がなく直線的で走りやすい

東区東雁来町付近

サイクリングロードなので、当然のことながら信号はありません。なので、止まることなく走り続けられるのはとてもいいですね。

そして、一部コーナー箇所もありますが、基本は直線で走りやすいです。道幅は広いとまでは言えませんが、中央線があるおかげで、対面通行は問題ないです。

また、サイクリングロード自体が土手下にあるので、横風の影響はほぼ受けません。場所によっては、葦も風除けとして働きます。

悪かった点

人が多い

河川敷には、サイクリストのほか、当然ランナーや歩行者もいるので、あまりスピードは出せません。特に、ウォーターガーデンあたりから一条大橋あたりまでは人の密度が高いですね。ここは走行要注意です。歩行者・ランナーとすれ違う際は、スピードを緩め、極力距離を離し、それが出来ない場合は徐行しましょう。

最近、サイクリストへの風当たりもあまりよろしくないですからね。個人の行為が影響して、サイクリスト全体の評判を落とすようなことだけは避けたいものです。私自身も日々気を付けているところではあります。

路面状態があまり良くない

コース全体的に言えることですが、車道のように頻繁に補修されていないためか、路面状態があまりよろしくないです。ひびやら亀裂やら結構見受けられます。写真のように、元からなのか自然にできた隆起なのかは分かりませんが、うねっている箇所もあります。なので、走り心地の方はあまり良くないと個人的には思いました。勿論、最近補修された箇所も一部見受けられましたが、本当に一部です。そういう意味でも、あまりスピードは出せません。

まとめ

本当の意味でポタリング(のんびり散歩)する分にはとても良い場所だと思います。暑い夏に涼みたい方にもオススメです。ただ一方で、練習する方(ガチ勢)には向かないですね。速度制限の標識はありませんが、ここはスピードを出してはいけない場所です。平坦を練習したい方は、当別町あたりか、長沼町あたりの田園地帯を走った方がよっぽど良いと思います。